seesaaブログからさくらのレンタルサーバへの移行方法を全て書く

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こんにちは。

とあるです。

長らく更新できていませんでしたが、ようやく

Seesaaブログからさくらのレンタルサーバに移行が完了しました!!

移行した理由などは以下のエントリーを参照していただくとして、

レンタルサーバーに求めるものを洗い出してみる
こんにちは。 とあるです。 サーバーの移行を考えています。 と言うエントリーを以前書きました。 当時は続けられ…
さくらのレンタルサーバとエックスサーバーを比べてみる
こんにちは。 とあるです。 以前のエントリーで、レンタルサーバーに求めてる機能を私なりに洗い出してみました。 …

今回は移行の流れを備忘録も含めて残しておこうと思います。

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目次

seesaaブログからの移行の流れ

ざっくりですが、ブログの移行は下記のような流れで実施しました。

  1. レンタルサーバの契約。
  2. データベースの設定。
  3. ドメインの設定。
  4. WordPressのインストール。
  5. WordPressの設定。
  6. Seesaaブログから記事の移行。
  7. 記事の修正。
  8. DNSの設定。

今回の移行で特に時間がかかった部分は「WordPressの設定」「記事の修正」「DNSの設定」の3つです。

何が大変だったのかも踏まえながら簡単に各工程について書いていきたいと思います。

レンタルサーバの契約

以前のエントリー後、さくらのレンタルサーバ スタンダードの申し込みをしました。

スタンダードプラン以上でないとWordPressが使えないので、WordPressを利用したいと思っている人は注意してください。

どのプランでもさくらのレンタルサーバは2週間のお試し期間があるので、その間に移行をすべて済ませてしまうのがよいと思います。

ちなみに、私は2週間ぎりぎりでした。

申し込み自体は必要な情報を入力しつつ先に進んでいけば登録できます。

登録後にIDやパスワードが書かれたメールが届いたら仮登録完了です。

料金の支払いについては、2週間のお試し期間終了時に自動で支払いが行われます。

もし、使いにくかったり、有料でやるほどでもないと思い直した場合は、自動で支払いが行われるまでに解約するようにしてください。

データベースの設定

メールに記載されているIDとパスワードでサーバコントロールパネルにログインします。

  1. 左のメニューから「データベースの設定」を選択します。
  2. 「データベースの新規作成」を押すと、設定画面が表示されます。
  3. すべて設定したら「データベースを作成する」を押して完了です。

各設定は以下のような感じです。

  • データベースバージョンは最新版で問題ありません。
  • データベース名は適当につければOKです。今後はこの名前で管理することになります。
  • データベース文字コードは「UTF-8」にしました。使い慣れているので。

ドメインの設定

データベースを作成したらドメインの設定です。

このブログの場合は、「toaru-weblog.com」をこのレンタルサーバで使えるようにする設定です。

私の場合は事前にムームードメインでドメインを取得していたため、既にドメインを所持している前提で進めます。

なお、独自ドメインをさくらインターネットで取得することも出来ますので、未取得の方はこのまま独自ドメインも新規取得してもよいと思います。

  1. 左のメニューから「ドメイン設定」を選択します。
  2. 「新しいドメインの追加」を押します。
  3. 「5.他社で取得したドメインを移管せずに使う・属性方JPドメインを使う(さくら管理も含む)」を選択する。
  4. 「他社で取得した独自ドメインの追加・属性型JPドメインの追加(さくら管理も含む)」に設定したいドメインを記載し「送信する」ボタンを押す。
  5. 確認画面が表示されるので、問題なければ「送信する」ボタンを押す。
  6. ドメインの設定画面では特に何も変更せず「送信」ボタンを押す。

WordPressのインストール

ここで少しはまりました。

さくらのレンタルサーバはWordPressの簡単インストール機能があるため、

  1. 左のメニューから「クイックインストール」を選択する。
  2. 「カテゴリメニュー」画面で「ブログ」を選択する。
  3. 「インストールメニュー」画面で「WordPress」を選択する。
  4. インストール画面で必要事項に記入する。

さて、ここまでやったら「インストールボタン」を押したらインストールが始まり、WordPressを使う準備が出来るのですが、「インストール先」の項目に何かしらの文字を入れなくてはなりません。

ここを設定すると作成したブログのURLが「toaru-weblog.com/www/」とかになってしまいました。

「www.toaru-weblog.com」ならまだしも「toaru-weblog.com/www/」はさすがに・・・

と言うことで、じゃぁどうすればいいの?

結論から言うと手動インストールしました。

どうやらさくらのレンタルサーバの簡易インストール機能では、インストール先を親ディレクトリには設定出来ないようなのです。

ただ手動インストールはそこまで難しくなく、FTPを使ってサーバにファイル転送すれば問題ありません。

  1. WordPress公式サイトからWordPressをダウンロードする。
  2. ダウンロードしたzipファイルを解凍する。
  3. FTPを利用し解凍したファイルを任意のディレクトリにアップロードする。

インストールはこれだけです。

昔からFTPはFFFTPを利用しているのでそれでアップロードしました。

このブログは「/home/toaru-weblog/www」にアップロードしています。

この後は、各設定をおこないます。

ポチポチ先に進んでいくと、データベースの設定画面が表示されます。

ここで、「データベースの設定」で設定したデータベースの情報を入力します。

データベースの設定項目WordPressの入力項目
データベースサーバデータベースのホスト名
データベースユーザ名ユーザー名
接続パスワードの変更パスワード
データベース名データベース名

テーブル接頭語」の項目は、1つのデータベース内で複数のWordPressを管理するときに入力します。重複しない値を設定すれば問題ありません。

すべての入力が終わったら、WordPressの必要事項をそれぞれ入力し、WordPressのインストールをし、ログインが出来るようになればインストールは完了です。

WordPressの設定

ここで設定した内容がこの後の殆どに影響するので、ここは時間をかけてもいいのでちゃんと作りこむべきだと思います。

特に、以下の項目に時間がかかりました。

  • テーマの選定。
  • プラグインの選定。
  • デザイン。

テーマとデザインはニアイコールですが、基本的に私のような初心者はWordPress側で用意してあるテーマか、有志が作成したテーマを使う事になると思います。

テーマを決めるとhtmlやphpなどを利用して自分で編集出来る人以外は、テーマ側で用意されている範囲でデザインを決めることになります。

また、プラグインに関してもかなりの種類が用意されていますし、テーマ側でプラグインと同等の機能を取り込んだテーマが用意されている場合もあるため、テーマを選んだ後でデザインを決め、足りない部分をプラグインで補っていく流れがよいと思います。

個人的には痒い所に手が届かない感がどうしてもあるので、数年後にはオリジナルのテーマに移行したいなぁと思っています。まぁそれはまた別のお話しですが。

また設定が完了するまでは検索されたくないため、「設定」の「表示設定」で「検索エンジンでの表示」のチェックを入れました。

あと、これは自由なのですが、URLのパーマリンクを設定しました。

私の場合は、「カテゴリ名/記事名」にしたかったので、「設定」の「パーマリンク設定」から「カスタム構造」に「/%category%/%postname%」の設定をしました。

他にも色々と設定項目があるので、一度見てみる事をオススメします。

Seesaaブログから記事の移行

ここで久しぶりにSeesaaブログの管理画面が登場します。

  1. 左メニューから「設定」を選択する。
  2. 「エクスポート」を選択し、以下の設定でエクスポートする。
  • 文字コード:UTF-8
  • 取得範囲:移行したい記事がある全範囲
  • コメント/トラックバック/タグ:移行したい情報をチェック

これで、Seesaa側での記事のエクスポートは完了です。

この後はまたWordPress側の操作に戻ります。

  1. 左のメニューから「ツール」を選択する。
  2. 「インポート」を選択し「Movable Type and TypePad」を選択する。
  3. Seesaaからエクスポートしたテキストファイルを選択し、インポートする。

もしプラグインのインストール画面が出た場合は、インストールしてください。

インストールの際に投稿者名を変更できるが、そこはお好みで。

記事の修正

インポートが完了したら記事の修正をします。

特に以下の項目を中心に修正することになります。

  • 改行や表、リストなどの整理
  • 見出しの修正
  • リンクの張替え(内部、外部両方)
  • 画像、動画の張替え
  • URLの設定
  • リダイレクトの設定

元々表にしたいと思っていた部分や見出しのデザインを分けたいと思っていた部分があったので、その辺をいい機会だったので修正しました。

また、画像については修正しなくても表示自体はされますが、Seesaaブログのサーバーに置いてある画像を参照しているので、さくらのレンタルサーバに移しておいた方がよいと思います。

なお、画像がローカルに残っていない場合は、1つずつ画像をダウンロードしなおすしかないので、地味にめんどくさいです。

URLを「カテゴリー名/記事名」に修正します。

カテゴリー名に関しては、「投稿」メニューの「カテゴリー」で足りない部分を設定してください。

親子関係を組んだり、URLに表示される際に表示される「スラッグ」を設定すれば、対象のカテゴリーを設定した記事のURLがスラッグに設定したカテゴリー名が表示されます。

記事名については個別記事で直接設定します。

記事名を設定すると、Google Analyticsでアクセス数を確認するときなど一目でわかるので便利です。

リダイレクトの設定に関しては、「Redirection」のプラグインを入れて設定してください。

リダイレクトはSeesaaブログで設定していたURLにアクセスした場合、自動で新しいURLに飛ぶ設定になります。

「転送ルール」のソースURLにSeesaaブログのURL、ターゲットURLに新規に設定したURLを設定します。

なお、Seesaaではスマートフォン向けに「/s/」がついたURLが設定されているので、それについても同様に設定します。

要するに転送ルールは記事数x2になります。

難しくはないですが、記事数が多ければ多いほど時間がかかりますので、がんばって設定してください!!

DNSの設定

Seesaaブログに向いている設定をさくらのレンタルサーバに向けます。

私の場合既にSeesaaブログに独自ドメインの設定を振っていたため、サブドメインなしのドメインとwwwのサブドメインを両方ともさくらのレンタルサーバに向けます。

サブドメイン種別内容
Aさくらのレンタルサーバのアドレス
wwwAさくらのレンタルサーバのアドレス

の設定をします。

上の設定が新規に設定したもので、サブドメイン無しの設定になります。

下の設定は元々Seesaaに向いていた設定を変更したものです。

ここまで出来たら記事の最終確認などをし、問題なければWordPressの設定の項目でチェックを入れた「設定」の「表示設定」で「検索エンジンでの表示」のチェックを外します。

まとめ

駆け足でしたがとりあえずブログの公開が出来ていると思います。お疲れ様でした。

この後、Google AnalyticsやGoogle AdSense、Google Search Consoleの設定などをします。

移行前のブログで既に設定している方が大多数かもしれませんが、後日まとめようかと思っています。

また、WordPressの設定でテーマやプラグインについても不明点が多いと思うので、備忘録も兼ねて別記事でまとめてみようかと思っています。

しかし、思ったよりも時間がかかりました。

設定にいっぱいいっぱいで記事公開できなかった間にも、いくつか書きたいと思っていた記事があります。

この時間のロスを考えたらやはり最初から覚悟を決めて独自ドメイン+レンタルサーバでブログを始めた方がいいような気がします。

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