こんにちは。とある(@toaru_10R)です。
サーバーのバックアップってとってますか?
かくいう私は全くバックアップを取得しないまま今まで当ブログを運営してきましたが、3月に404エラーをやらかしてからバックアップの意識が高くなりました。
本来であれば仕事柄バックアップの重要性はわかっているつもりなので、その辺は最初にある程度設定しておくべきなんでしょうけど、やはり何かが起きないと「どうせ今後も大丈夫だろう」と思い込みで後回しにしてしまうんですよね。まぁ何かが起きてからでは遅いんですけど。
と言うわけで、今回は重い腰を上げてようやくバックアップを取得しました。
WordPressのプラグインを使っても取得できるようなんですが、今回はプラグインを使用せずに全て手動でバックアップを取得しました。理由は簡単で、「プラグインを大量に入れたくない」からです。
それではWordpressの手動バックアップの方法を以下に残していきます。
目次
WordPressのバックアップ方法
WordPressのバックアップは大きく分けて2種類のバックカップをとる必要があります。
1つ目は、サイトのバックアップです。
これはWordpressの本体をはじめとした、テーマやプラグイン、画像などのファイルやフォルダを保存します。FTPソフトを使って作業します。
2つ目は、データベースのバックアップです。
これは書いた記事やコメントなどをローカルに保存します。ほとんどのサーバーはMySQLというデータベースを利用していると思いますので、phpMyAdminという管理ツールを使って作業します。
この2つの作業で取得したデータを保存してバックアップは完了となります。
それでは、サイトのバックアップ方法から書いていきます。
サイトのバックアップ方法
サイトのバックアップ方法はFTPソフトを使って対象のフォルダをローカルに取得します。
私はFFFTPを利用しているので、説明はFFFTPでおこないます。と言っても手順らしい手順はなく、サーバー側にある対象ファイルを選択してダウンロードボタンを押すだけです。
念のためダウンロード先にバックアップ用のフォルダを作成しておき、そこをダウンロード先にするようにしておきましょう。
対象のフォルダは「wp-admin」などのフォルダがある階層のファイルを全選択すればOKです。
データベースのバックアップ方法
続いてMySQLのバックアップを取得します。
phpMyAdminは各自で契約してるレンタルサーバーのサイトからおこないます。
私はさくらインターネットのサーバーを利用しているので、さくらインターネットコントロールパネルにアクセスし、サイドバーから①データベースの設定を選択します。すると以下の画面になるので、②管理ツールログインを選択します。
するとphpMyAdminの画面に遷移するのでログインし、赤枠部分にあるデータベースからバックアップ取得対象のデータベースを選択します。
次にエクスポートするファイルの設定していきます。
まずは①エクスポートタグを選択し、エクスポートの設定画面を表示します。
続いて、エクスポート対象のファイルを選択しますが、全ファイルを対象にするので②全選択をクリックします。
全選択されたことを確認したら、③ファイルの種類を選択します。ここではSQLを選択します。
④⑤は下の画像の通りにチェックを入れてください。構造の項目はデフォルトだと「DROP TABLE~」にチェックが入っていなかったので、チェックを入れます。データの項目はほぼ全てにチェックが入っていたので、チェックを外し、データのみチェックを入れます。
その後⑥保存ファイルの名前と圧縮設定を入力し、⑦実行ボタンを押すとファイルが(ブラウザの保存機能を使って)保存されます。
バックアップ後は・・・
以上でサイトとデータベースのバックアップは全て完了です。どうでしょう?思っていたよりは簡単でしたか?バックアップしたファイルは念のためポータブルHDDなどに移して保管しておきましょう。
まとめ
今までやってきた事は大切な資産です。
しかしそれらは単なるデータに過ぎず、何かの拍子に簡単に消えてしまう事も考えられます。
そんな悲劇にあっても大丈夫なように、バックアップはなるべくこまめに取るようにしましょう。可能であれば週に1回、最低でも月に1回はバックアップを取り、欲を言えば数世代分残しておけば完璧だと思います。