FireFoxのabout:configを設定して高速化しよう!

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Google Chrome、Microsoft Ege、IEやOperaなど、ブラウザって色々ありますよね。

数あるブラウザの中で私がメインに使っているのは、FireFoxというブラウザです。

64bit版が正式にリリースされ、Google Chromeのようにメモリを喰うこともなく、あまりカスタマイズをしなくても快適に使用できる優秀なブラウザだと思っています。

Firefoxはデフォルトのままでも使いやすいですが、アドオンやabout:configを少しいじることにより、さらに快適に使用できるので、私がインストールしているアドオンとabout:configの設定をご紹介します。

ついに出た!firefox 64bit版を今すぐインストールだ!!
こんにちは。とある(@toaru_10R)です。 Mozillaは今後、FireFoxのブラウザシェアを取り戻すべく FireFoxの...
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目次

about:configを設定する

URLの欄に「about:config」と入力すると設定画面が表示されます。

検索欄に各項目を入力(コピペ)して対象行を表示するようにすると設定が簡単です。

ディスクキャッシュを切る

メモリキャシュに保存したほうが早いのでディスクキャッシュを切ります。下にメモリキャッシュの項目と一緒に確認しましょう。

browser.cache.disk.enable → false

メモリキャッシュをオンにする

この項目は最初から有効になっているかもしれませんが、念のため確認します。

browser.cache.memory.enable → true

メモリキャッシュの量を変更する

-1を設定することでFireFoxで勝手に数値を決めてくれますが、その容量があまりにも少ないので決め打ちで設定していきます。

browser.cache.memory.capacity → 233016

上記はメインメモリが8GB以上の場合です。

RAM容量と設定値は以下を参照し、自分の環境にあった設定をしてください。

PCのRAM容量設定値
1GB36864
2GB73728
4GB147456
8GB233016

ここの数値はブログによって色々な値を推奨していますが、FireFoxのソースを確認したところ233016以上の値は変数に代入する所で桁あふれするため上記の値を参考にしてください。

更新頻度の設定

タブがアクティブにならない限り更新しないようにします。

browser.cache.check_doc_frequency → 0

パイプラインを有効化する

パイプライン処理を有効化していきます。

network.http.pipelining → true

network.http.pipelining.ssl → true

network.http.proxy.pipelining → true

無駄な処理を無効化する

タブ移動時のアニメーションなど、不要な処理を無効化します。

browser.tabs.animate → false

browser.panorama.animate_zoom → false

リンクの先読みを停止

見ているサイトにあるリンクの先読み機能を停止します。

network.prefetch-next → false

位置情報通知機能を無効

位置情報を無効化します。

geo.enabled → false

タブ保存確認をして終了

複数のタブを開いている状態でブラウザを閉じた時にタブの状態を保存するかのメッセージを出すようにします。アドオンを利用する事で同じような状態を作り出す事ができますが、これで事足りるので設定をしています。

browser.showQuitWarning → true

キャッシュの保存先を変更する

メモリをRAMディスク化して保存先を指定する場合が多いようです。

browser.cache.disk.parent_directory → 保存したいフォルダを指定

URL偽装対策

(2017/04/19追記)

Punycode(ピュニコード)を悪用したフィッシング詐欺(ホモグラフ攻撃)対策です。

現状詐欺サイトの見極めにはURL(このブログで言う https://toaru-weblog.com 部分)を確認して、正規のウェブサイトかどうかを判断するのが一番確実です。例えば、AmazonならAmazon.co.jpが正規サイトのURLですが、これがAmaz0n.co.jpだったらどうでしょう?偽サイトと言う事がわかりますよね。

しかし、Punycodeを悪用するとAmaz0n.co.jpをAmazon.co.jpと表示出来るようになります。厳密に言うと上記のようなわかりやすい違いではなく、いかにも怪しそうな文字列をAmazon.co.jpと表示できるようになるのですが、まぁあくまでイメージと言う事で、詳しくはこちらのサイトで確認をお願いします。

と言う事で、上記のトラブルを防ぐ為に以下の設定をしておきます。

network.IDN_show_punycode → true

ちなみに、Punycodeとは以下の方式のことになります。

Punycodeとは、Unicode で書かれた文字列をDNS内に制限された文字コード空間でも使えるようにするための方式

アドオンを設定する

アドオンはあまり入れていませんが、入れているものを紹介したいと思います。

Adblock Plus

広告を非表示にするアドオンです。Google Adsenseを使っている本人が広告の表示を非表示にするという。。。

Download Manager

ダウンロードの状態管理をするアドオンです。画面下部に進行状況が表示されます。

Keepa

Amazonの価格推移グラフを表示してくれます。

FireFoxだけでなくChrome版もあるので、Amazonで買い物をする人は絶対に入れましょう。今表示されている価格が高いのか安いのかが一目でわかるようになります。

テキストリンク

リンクが張られていないURLをダブルクリックすると、そのサイトに飛んでくれます。

Video DownloadHelper

Youtubeの動画をダウンロードするときに使ってます。

スクリーンショット

ページのスクリーンショットを撮影できます。スクロールが必要なサイトでもページ内全てを保存できます。

サイトの情報は消えてしまったり、内容が変更されてしまう場合があるので、残しておきたいのは画像にして保存しています。

まとめ

FireFoxはカスタマイズ性の高いブラウザのため、about:configとアドオンの設定を色々といじってみて自分好みのブラウザにしてみましょう。

about:configの設定変更はハードルが高いため、まずはアドオンをいろいろと入れてみるのがよいと思います。

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