こんにちは。とある(@toaru_10R)です。
先日投稿した『ウィルス対策ソフトを比較した結果、カスペルスキーを購入した件』の記事に、カスペルスキーをインストールするとFireFoxでSSLサイトの閲覧ができなくなる。と言う事を書いたのですが、今回の記事はそれの対処方法になります。
windows版のカスペルスキーを導入しようとしている方の参考になれば幸いです。
カスペルスキーを未インストールの方は以下の公式ホームページからどうぞ。
目次
何が使えなくなるのか?
最初にも書きましたが、SSL対応したサイト(ホームページ)が見れなくなります。分かりやすく言うとURLがhttpsで始まる、URLバーが緑色の鍵マークになっているサイトが閲覧できなくなります。
具体的には以下のようなサイトです。
- GoogleやYahoo!などの検索サイト
- 銀行や証券会社のホームページ
- twitterやfacebookなどのSNS
- その他上記以外の会社や個人でSSL対応したホームページ
致命的です!
何のためにインターネットに接続しているのかわからなくなりますね。
インターネットに繋いだ時の脅威から情報を守るためにカスペルスキーを導入したのに、そのインターネットで一番やりたいであろう調べ物やお金の取引、SNSなどが出来なくなるのでは本末転倒です。
では、どうやったら見れるようになるのか?設定方法をご紹介します。
SSLサイトを見れるように設定する。
設定の手順は以下となります。
- 旧証明書を削除する。
- 新証明書をインストールする。
なお、隠しフォルダを参照する必要があるため、隠しフォルダが見れない人は『windows7をクリーンインストールした後にする設定のまとめ』の『フォルダオプションの設定を変更する』を参照し、隠しフォルダを見れる状態にしてください。
1.旧証明書を削除する
1.firefoxを起動する。
2.「メニュー」の「ツール」から「オプション」を選択する。
3.左下の詳細タブをクリックし、上部一番右にある「証明書」タブを選択し、「証明書を表示」ボタンをクリックする。
4.「証明書を表示」ボタンをクリックし、証明書の一覧から下記の証明書を削除する。
証明書名:Kaspersky Lab ZAO
証明書がない場合は「新証明書をインストールする」に進んでください。
ちなみに私も上記の証明書はありませんでした。
5.全て「OK」を選択してオプションを閉じる。
6.firefoxを閉じる。
2.新証明書をインストールする
1.firefoxを起動する。
2.「メニュー」の「ツール」から「オプション」を選択する。
3.左下の詳細タブをクリックし、上部一番右にある「証明書」タブを選択し、「証明書を表示」ボタンをクリックする。
4.証明書マネージャ画面が表示されるので、画面下部の「インポート」ボタンをクリックし、下記パス内のファイルを選択する。
パス:C:\ProgramData\Kaspersky Lab\AVP16.0.1\Data\Cert
AVP16.0.1はソフトのバージョンのため異なる可能性があります。
ファイル:(fake)Kaspersky Anti-Virus Personal Root Certificate.cer
5.「証明書のインポート」画面が表示されるので、下記項目にチェックを入れる
この認証局によるWebサイトの識別を信頼する。
6.全て「OK」を選択してオプションを閉じる。
7.firefoxを再起動しSSLサイトが見れるか確認する。
まとめ
SSLサイトは見れるようになりましたか?
製品版はもちろんの事、体験版でもこの現象は発生するのでお試しの方も注意してください。
FireFoxユーザーは使用開始時にこの手順を1回だけ挟むことになってしまいますが、この1回さえやっておけば安全にインターネットを利用できるようになります。
ぜひ安心・安全のカスペルスキーライフをお楽しみください!