こんにちは。とある(@toaru_10R)です。
先日アメリカのAmazonでNVIDIAの最新グラフィックボード、GTX1080を購入しました。
日本で購入するとメーカーや性能にもよりますが、おおよそ9万円~11万円位で販売している製品です。
アメリカのAmazonだと高スペックにもかかわらず、日本の最安値よりも1万円近く、同スペックと比較すると2万円近い安値で購入する事が出来ました。
今回は私が購入したEVGA製のGTX 1080 FTWについて、簡単にですがレビューしていきます。
目次
GTX 1080について
まずは簡単にGTX1080について書いてみます。
NVIDIAから2016年5月に発売された最新のGPU(グラフィックボード)です。
7月までに、GTX 1080、1070、1060と10xxシリーズとして登場した、最新世代Pascalシリーズの最上位版になります。
当初はHBM2と言う規格のメモリが搭載されるのでは?と言う噂でしたが、蓋を開けてみればGDDR5Xと言う拡張規格が搭載されました。ちなみに、GDDR5XなのはGTX1080のみで、1070と1060はGDDR5と9xxシリーズと同じものが搭載されています。
要するに、今発売されているグラフィックボードで一番いいヤツ。と言う事です。
EVGAとは?
「GTX 1080は知ってるけど、EVGAって聞きなれないメーカーだな?」と言う方が結構居ると思います。
実は私も今回米国Amazonから個人輸入するにあたり色々調べている中で初めて知りました。
EVGAとはアメリカの企業で、NVIDIA系のグラフィックボードやマザーボード、電源などのパソコンパーツを販売しています。
米国Amazonではシェアトップの人気ぶりで、特に開会ユーザーに対しても長期間の保証をしているサポートの手厚い企業です。
製品の保証は、ホームページから製品登録をした場合は製品購入後から3年間、製品登録をしていない場合は製造日から3年間の保証となっています。
国内で購入した場合は最長でも1年間の保証となっているので、米国AmazonでEVGA製のグラフィックボードを買うだけで、安く、長期間の保証が受けられます。
アメリカAmazonの個人輸入でかかった時間と金額
グラフィックカードの個人輸入でかかった時間と金額を細かく紹介していきます。
出荷先の倉庫や輸送プランによって変わりますので、あくまで参考程度にとらえてください。
受取までにかかった期間
時間の表記はいずれも現地時間になります。
輸送プランは「Priority Courier Shipping」です。
日付 | 時間 | 備考 |
7/27(水) | 2:15 | GTX 1080 FTWを購入 |
7/27(水) | 13:54 | 商品出荷 |
7/27(水) | 18:56 | タンパ出発 |
7/27(水) | 21:59 | クリアウォーター出発 |
7/28(木) | 4:54 | ルイビル出発 |
7/28(木) | 8:42 | アンカレッジ出発 |
7/29(金) | 9:08 | 成田到着 |
7/29(金) | 13:24 | 東京税関 |
7/30(土) | お昼頃 | 荷物受取 |
一番早いプランの場合、注文から約3日で受け取ることができました。
掲示板を見ていた感じ、住んでいる場所によっては7月29日中に届いた人も居るようでした。
受取までにかかった金額
金額は商品代と送料、関税となっています。
項目 | 金額 |
商品価格 | $679.99 |
送料 | $29.82 |
Deposit | $56.78 |
合計 | $766.59 |
日本円 | 81,250円(為替:約106円) |
今回は楽天カード(JCB)の為替レートが約106円だったため、合計で81,250円かかりました。
ただし、Depositの金額がいくらか戻ってくるようなので、実際は8万円かかっていないと思います。(大体2,000円位戻ってくるらしいです。)
Deposit分の返金は約2か月後なので、返金され次第追記します。
GTX 1080 FTWのレビュー
さて、前置きが長くなりましたが本題のFTWのレビューです。
基本スペック
まずは公式ホームページに公開されているスペックをご紹介しておきます。
項目 | スペック |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
コアクロック | 1721 MHz |
ブーストクロック | 1860 MHz |
メモリ容量(バス幅) | GDDR5X 8GB(256bit) |
メモリクロック | 10000 MHz |
補助電源 | 8pin x 2 |
サイズ (高さ×長さ) | 128.626 mm x 266.7 mm |
スロット占有数 | 2 |
出力端子 | DVI-D,HDMI,DisplayPort x 3 |
外装とか
某掲示板では「米国Amazonの包装はちょっと・・・」と言うレスがいくつかありましたが、うちに来たのはこんな感じでスカスカでしたが特に箱が壊れたりはしていませんでした。
見たいが人いるかわかりませんが、裏面から見るとこんなでした。
蓋を開けたら豪華な化粧箱が入ってました。
この中には、ドライバDVDや取説などの定番の物以外に、ステッカーやポスター等も入っていました。全て一度も開けることなく大切に箱の中にしまってあります。(笑)
これらの下に本体等が入ってました。
左の銀の袋の中には電源の二股ケーブルが2つ入っています。
元々8pin x 1のグラフィックボードをSLIしていたので、ケーブルは使っていた物をそのまま差し替えました。右の黒い袋の物が本体になります。
CPUのケーブルが邪魔ですが、これが装着したところです。
グラフィックボードが熱くならないとファンは回転しない仕組みです。その辺の設定はソフトウェアから設定が可能なので、デフォルトの設定から変更したい方は自己責任で設定してください。私はデフォルトのまま使っています。
また、白く光っている部分も色の変更や消灯する事もできます。別の色に変更したい、光らなくていい!と言う人はソフトウェアで設定を変更してください。私は光ってる必要性を感じないので光は消しています。
FF14のベンチマーク結果
項目 | 変更後(GTX 1080) | 変更前(GTX 760SLI) |
SCORE | 12999 | 5202 |
フレームレート | 101.17 | 40.98 |
ローディングタイム | 20.44sec | 30.85sec |
ベンチマークは上記の通りの結果です。
変更前の「1回SLIやってみたい!」と言うだけの構成から約2.5倍性能が向上しました。
ベンチマークは以下の設定でやっています。
- 画像サイズ:2560×1440
- スクリーンモード:ウィンドウモード
- DirectXバージョン:Direct X 11
- グラフィック設定:最高品質
ゲーム自体はフルHD画質でやっていましたが、ディスプレイ変更に伴い実際にゲームをやっていた環境設定から変更しています。まぁ結果として最大品質だとまったくディスプレイの性能が生かしきれないことが分かりました。
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しかし、画像と表が同じベンチ結果なんですが、表示されたSCOREと出力したテキストが違うのは何でなんでしょうか・・・。
まとめ
HBM2が搭載されなかったことは残念ですが、GTX 760から大幅に性能向上出来たのは金額分の価値があったと思います。
いずれにせよ、7xxシリーズ以前のグラフィックボードを使っている人で、ゲームのプレイ環境を良くしたいと思っている人は10xxシリーズへの買い替えがおすすめです。
米国Amazonのユーザー登録は以下を参照してください。
米国から個人輸入するのはちょっと不安・・・。と言う方は日本のAmazonからどうぞ。