こんにちは。
とあるです。
前回のエントリーでGoogle Analyticsの登録をしました。

今回は私が設定している内容についてのご紹介です。
目次
なぜ設定が必要なのか?
Google Analyticsは特に設定をしなくても、前回エントリーまでの事が出来ていればアクセス数を算出する事が出来ます。
では、なぜ設定が必要になるのかと言うと、スパムの存在があるからです。
スパムとは簡単に言えばユーザー以外のアクセスの事になります。
具体的には以下のようなアクセスになります。
こう言ったアクセスがあると正確なアクセス数がわからないため、実際にどのくらいのユーザーがアクセスしているかわかりません。
「お!今日は100人もアクセスがある!!」と思って参照元を見ると、実はスパムで本当のアクセスは10人しか居なかった!?
なんてこともあります。
そのため、これらの参照元からのアクセスをアクセス数算出の対象外にする必要があります。
フィルタ設定で除外する方法
まずはフィルタの設定で対象外にする方法です。
スパムからのアクセスを確認し、それらを個別に対象外にしていく方法になります。
スパムからのアクセスがあるか確認をする
フィルタの設定をする場合スパム単位でフィルタを設定するため、除外するスパムを決めていきます。
そのため、まずは自サイトにアクセスしてきているスパムの確認をします。
「レポート」タブの左メニューから「集客」>「すべてのトラフィック」>「参照元/メディア」を選択。
そこに上記で説明したようなスパムからのアクセスがあった場合、フィルタを作成するスパムのアドレスをメモしておいてください。
フィルタの設定をする
メモが出来たら、「アナリティクス設定」タブを選択し、「ビュー」の「フィルタ」を選択します。
次に「フィルタを追加」を選択します。
各項目を入力していきます。
- 「フィルタ名」にフィルタ名を入力。
- 「フィルタの種類」を「カスタム」に変更
- 「フィルタフィールド」を「参照」に変更
- 「フィルタパターン」に「スパム名」を入力。
すべて設定できたら、保存をクリック。
これでフィルタの設定は完了です。
スパム数分、これらを繰り返してフィルタの登録をしてください。
セグメントの設定をしてアクセス数を出力する
次にセグメントの設定です。
セグメントとは、ビュー画面で表示する際に一部の項目のみを抜き出してアクセス数を算出する方法です。
こちらは、セグメントの設定をして、ビュー画面を作成したセグメントで表示するように設定をしていきます。
セグメントを設定する
まずはセグメントの設定をします。
フィルタの時と同様に、「アナリティクス設定」タブを選択し、「ビュー」の「セグメント」を選択します。
「新しいセグメント」を押すと以下の画面が出てくると思いますので設定をしていきます。
- 「条件」を選択します。
- 「行動」から「ホスト名」を選択します。
- 「正規表現に一致」を選択します。
- ドメインを入力します。このブログの場合は「toaru-weblog.com」になります。
- すべて入力したら「保存」を選択します。
セグメントの設定は以上です。
この設定にすることにより、ドメイン名経由でのアクセスのみを表示するようになります。
スパム以外のアクセスは基本的にドメイン名でのアクセスになる(ただし例外あり)ようですので、この設定でアクセス解析することで大抵のスパムを弾くことが出来ます。
作成したセグメントで表示する
セグメントの作成が終わったら、作成したセグメントでアクセス数などを表示するようにします。
- 「ユーザー」の「サマリー」を開きます。
- 下の画像のような部分があると思うのでクリックします。下の画像は現在の私の設定で、初期状態だと「すべてのセッション」になっていると思います。
- 作成したセグメント名にチェックを入れます。
- 「すべてのセッション」のチェックを外します。付けたままでもいいですが、その場合はグラフが2本表示されます。
- 「適用」を選択すると作成したセグメントで情報が表示されます。
以上でセグメントの設定は終了です。
この設定でも一部のスパムは弾けないので潜り抜けてきたやつはフィルタしてください。
まとめ
どうでしょう?正しくアクセス解析できているでしょうか?
現状まだ大したアクセス数もないのでGoogle Analyticsで何の問題もなくアクセス解析できていますが、他にも無料/有料問わずアクセス解析ツールがあるようなので、もっとアクセス数があがってきたら他のツールにも手を出してみようかと思っています。
今はまだアクセス数は高くありませんが、徐々にアクセス数を上げていくためにも有用な記事を書いていきたいと思います。