オンラインゲームをプレイ中にカクついて敵キャラクターが瞬間移動しているように見えたり、レースゲームをプレイ中にコーナーを奇麗に曲がり切ったと思ったらコーナーに激突していた・・・なんて経験はないでしょうか?
これらはラグが原因の可能性があります。
ラグとは簡単に言ってしまえば、プレイができないくらい画面(映像)がカクカクになってしまうことを言います。
私もよくゲームをプレイしているのですが、キャラクターや木などのオブジェクトが多い(集中している)場所で画面がカクついたり、夜になってプレイヤーが増えてくるのに伴ってカクつくことが増えくるなと感じます。
また、高画質設定にしているとパソコンのスペック不足でカクついてしまい、パソコンやグラフィックカードの買い替えをする必要が出てきます。なかなかの出費です。
ゲームのジャンルにもよりますが、ラグがひどくなるとゲームを中断せざるを得ないくらい致命的な症状です。
しかし、ラグは対策が可能です!
と言うわけで、今回は私がおこなっているラグ対策を紹介していきます。
目次
【対策1】パソコンのネットワーク関連の設定をいじってみる
まずは無料、かつ、さほど時間もかからない対策として、パソコンのネットワーク設定を変更していきます。
ただし、ラグが完璧になくなるわけではなく少し良くなる位です。人によっては「何か変わったの?」と思うかもしれません。おまじないみたいなものだと思ってください。
QoSパケットスケジューラーをオフにする
QoSパケットスケジューラとは通信領域を確保し、通信中のラグを発生させないためのものです。
一見よい機能のように思いますが、必要ない時も通信領域を確保し続けるので、この機能の影響で通信速度が低下している可能性があります。
そのため、QoSパケットスケジューラーをオフにしていきます。
- 「コントロールパネル」をカテゴリ表示で開く。
- 「ネットワークとインターネット」を開く。
- 「ネットワークと共有センター」を開く。
- 左側にある「アダプターの設定の変更」を開く。
- 接続しているネットーワークの一覧が出てくるので、使っている接続を右クリックしプロパティを開く。
- 一覧の中に「QoSパケットスケジューラー」があるので、チェックを外す。
- OKをクリック。
- 再起動をする。
特に難しくもなければ、時間もほとんどかからない(1〜2分で出来る)ので、ちゃちゃっとやってしまいましょう。
なお、次に紹介するオフロードの無効化方法と途中まで同じ手順なので、あわせて設定してしまいましょう。
オフロードを無効にする
オフロードとは、システム負荷を軽減させる仕組みの事です。
これも一見良いもののように見えますが、速度低下の原因になる可能性があるので無効化していきます。
- 「コントロールパネル」をカテゴリ表示で開く。
- 「ネットワークとインターネット」を開く。
- 「ネットワークと共有センター」を開く。
- 左側にある「アダプターの設定の変更」を開く。
- 接続しているネットーワークの一覧が出てくるので、使っている接続を右クリックしプロパティを開く。
- 「構成」をクリック。
- 「詳細設定」タブを開く。
- 「プロパティ」の一覧に「オフロード」や「offload」の文字列がある項目を選択し、「値」を「Disabled」に変更する。
- OKをクリック。
- 再起動をする。
こちらも特に難しい設定ではなく、1~2分で設定できると思います。
SNPを無効にする
SNPとは、CPUがおこなっている処理をネットワークカードに負担させ、CPUの負荷を軽くする仕組みの事です。
このSNPですが、調べてみると無効化を推奨するようなサイトばかり出てくるくらい評判が良くありません。
設定方法は今まで紹介した手順とは異なり、コマンドでおこないます。
管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力していきましょう。それぞれコピペしてEnterを押します。
- netsh int tcp set global chimney=disabled
- netsh int tcp set global rss=disabled
- netsh int tcp set global netdma=disabled
Enterを押すと OK と出てくると思いますが、念のため以下のコマンドで正しく設定できているか確認しておきましょう。
- netsh int tcp show global
変更した項目が全てdisableになっていればOKです。パソコンを再起動しましょう。
【対策2】画面同期技術対応のディスプレイを使う
それなりにお金はかかるけどほぼ確実にラグ対策できるのが、画面同期技術対応のディスプレイを使う事です。
具体的にはnvidia社製のg-syncとamd社製のfree sync対応のディスプレイを使用する事です。
g-sync対応のディスプレイを使う
g-syncとはnvidia社製の同期技術です。
パソコン本体に搭載されているグラフィックボードで処理している映像と、ディスプレイの映像出力を同期させて、見た目上ラグが発生しないようにする技術です。
しかし、残念ながらg-sync対応ディスプレイはそれなりに値が張り、安くても大体5万円前後します。
また、g-sync対応のグラフィックボードが必要になるため、使用しているグラフィックボードによっては買い直しが必要になります。
ちなみに私はnvidiaユーザーなので、g-sync対応のpg279qと言うディスプレイを使ってます。


ゲームの推奨環境を満たしていなかったゲームをプレイしても、負荷時にカックカクになってしまうようなゲームもスムーズに出来るようになったので、初めて使ったときは感動しました。
free sync対応のディスプレイを使う
free syncとはAMD社製の映像同期技術で、パソコン本体に搭載されているグラフィックボードで処理している映像とディスプレイの映像出力を同期させて、見た目上ラグが発生しないようにする技術です。
free sync対応のディスプレイはg-syncと比較して安価(安い物は2万くらい)なので購入しやすいと思います。
g-syncと同様、グラフィックボードもfree syncに対応している必要がありますが、値段的にはこちらの方が手を出しやすいと思います。
【対策3】プロバイダを変える
最後はプロバイダの変更です。
これのいいところは、パソコンのゲームだけでなくプレステなどのコンシューマにも影響があることです。
もちろんゲームだけでなく、検索やYouTubeやAmazon Prime Video、Hulu、netflixなどの環境も改善する可能性があります。
しかし、プロバイダ変更って結構博打です。
プロバイダが公表している「1Gbps!高速光回線!」的な売り文句は理論値なので、実際にそこまでの速度は出ない場合が多いです。と言うか、基本的に出ないと思った方がいいです。
なので、1Gbps出るって書いてあったのに実際に契約して使ってみたら契約前と変わらなかった。となる場合もあると言う事です。
住んでいる地域や契約プラン、周辺環境にも左右されるので、今契約しているプロバイダがあまりにも遅い場合に試してみるのが良いと思います。
※2020年3月1日追記
速度的には特に困っていませんでしたが、節約の一環でインターネットのプロバイダ契約を変更しました。結果的に節約+速度・安定性UPと最高の結果となったので、もしよければ以下の記事も確認してみてください。

まとめ
これらの中で1番効果が感じられたのは、【対策2】画面同期技術対応のディスプレイを使うことです。
今回はラグ対策として紹介しましたが、ラグを含めた全ての映像出力時の症状(ちらつきなど)に効果があります。
快適にゲームをしたいと思っている方は思い切ってパソコン全体を買い換えるのではなく、まずはディスプレイとグラフィックボードを映像同期技術対象製品への買い替えを検討してみてはいかがでしょうか?